3ヶ月カレンダーTriangular色えらびVol.3
インテリアにすっと溶け込み、そばにあるだけでほっとするような色合いの「ワサビ」と、身近で親しみ感のある「デニム」の2色から始まった、三角カレンダー「Re+g Triangular」の限定カラー展開。
続く2016年と2017年には、空間がパッと華やぐ、明るい色味が登場します。
2016年版は、トレンドとなる流行色の検討に始まり、その中から、1年間見続けて飽きない色、かつ、家の空間にもなじむ色として、「レモンイエロー」が採用されました。レモンイエローは、12色の色鉛筆にはない、絶妙な黄色。不思議と目を引き付ける魅力を持っていて、例えば台所に置いてあっても違和感のない黄色です。文字はニュアンスのあるグレーを選んで、柔らかい雰囲気になるよう意識しました。見るたびにちょっと元気になる、レモンのフレッシュさをまとったカレンダーになりました。
前の年と比べて、“変わった感”を大切にしたい、限定カラーの選定。2017年版は、アートディレクターの「気分」が大いに取り入れられた年でした。ある日のこと、普段使いのバックパックを探していたアートディレクターが、たまたま見つけた、薄いハッカ色のバックパックに心を奪われ、2017年の色はハッカにしよう、と心に決めたそう。これを見つける前にも、ちまたではハッカブームが到来しており、世間の気分的にもマッチする色でした。2017年版は、初めての試みとして、表と裏で色を変えて、バイカラー仕立てに。表面は、パッと見は白ですが、実はほんのりとハッカ色を帯びていて、白い紙と並べてみると、その違いがわかります。裏面は、おなじみの鮮やかなハッカ色。このカレンダーのために、特別に塗りで色付けされたハッカ色は、表面の「影」の役割を果たしながら、文字の色としても使われています。土日祝日には、蛍光に近いピンク色をあしらうことで、澄んだハッカ色が際立ち、カレンダーそのものが、透明感のある光をまといました。
定番の4色とは一味ちがう、鮮やかな色展開が楽しい三角カレンダー。
次回は、新登場の2018年版「フラミンゴ」のお話です。
https://www.replug.jp/fs/replug/gr26/triangular