ころぴゅーたプロジェクト【保育士さん】インタビュー
クラウドファンディングで先行販売することが決まった、リプラグキッズのIoT知育玩具「ころぴゅーた」。子どもたちにとってどんな存在の玩具になるのか?どんな風に役立てるのか?…保育のプロである保育士さんに、リプラグキッズのプロデューサーがインタビューをしました。
「ぎゅぎゅっとダンス」の活動から、講演会や保育コンサルタントまで精力的に行う、ゆうちゃんこと三原勇気さん。開発プロジェクトメンバーの思いを優しく受け止めながら、プロならではの視点でコメントをいただきました!
―リプラグキッズの第一弾商品、お絵かきカレンダーの店舗ワークショップで三原さんと出会いましたね。その時のご縁から、次の開発商品「ころぴゅーた」についてもご意見いただけて嬉しいです。「ころぴゅーた」を見て触ってみての感想はいかがですか?
とても可愛いい玩具だなと思いました!丸みがあって、手触りも優しい。木の温もりがある印象が素敵です。そして、木の玩具なのに、ICTと組み合わせているところが新しいと感じます。遊びながら文字と触れ合える、いいきっかけになると思いました。
―アプリのコンテンツには、絵本やゲームがあるのですが、例えばエンジニアのパパであればオリジナルゲームを作ってしまうこともできます。そのゲームをアプリ上でシェアすることも。
面白いですね!そういったエンジニアのパパにとっては、子どもと一緒に遊びながらコミュニケーションができるところがすごくいいと思います。ただ与えるだけでなく、親子のコミュニケーションの架け橋になる玩具ですね。
プログラミング教育が小学生から本格的に始まるようになりますが、幼児の頃からこういったものに触れることで、プログラミングなどデジタルな分野への興味につながっていきますね。
―「親子のコミュニケーションの架け橋」って素敵ですね!そんな玩具になれたら嬉しいです。
まだ言葉を知らない小さな子どもでも、ただ文字を絵柄として見たり、遊びの中で文字に触れ合えたりできます。ころころと転がす時に、「あ、これ転がるね。面白いね」「これは“あ”だね」など声をかけると素敵ですね。また、ブロックの手触り、ころころと転がす音など五感を刺激しながら進められる点が記憶にも有効だと思います。
―そうですね。年齢によっても使い方が変わってくると思います。
ひらがなを知らない小さな子、言葉を覚えていく段階の子、言葉を使ってゲームを楽しめるレベルの子、そういった発展があるところが面白いですね。アプリの内容もアップデートさせたら飽きずに使えそうです。
―これまでプロトタイプを子どもたちに与えると、夢中になって繰り返しブロック転がしていました。本能的に楽しいと感じるのでしょうか?
例えば、モノがカタカタと落下する玩具を保育士はよく作るんですよ。子どもは、そういった落下するものを目で追う習性があります。車がスロープを滑っていく玩具など、視線が左右に動くようなものも面白いんですね。自然に目で追い、動きに興味をもちます。子どもたちが繰り返しこの「ころぴゅーた」のブロックを転がしたくなるのはよく分かります。
―幼児期は片づけの習慣を身につけさせることが大事だと聞きます。「ころぴゅーた」は片づけが身につくでしょうか?
ひらがなブロックのしまう場所にも同じひらがなが入っているので、“か”の文字はここ、というのが分かりやすく片づけしやすいですね。片づけは主体的に取り組んでもらいたいところですが、大人がやりがちなのは「早く片付けなさい!」とだけ言うこと。しまう場所やルールなどが一目見て分かるような、片づけやすい環境を大人が整えてあげることが大切なんです。
―家庭用にはもちろん、保育園や幼稚園、キッズルームなどにも「ころぴゅーた」を導入してもらいたいと思っています。
楽しそうですね。保育園や幼稚園でもICTを積極的に導入しているところや、新しいものをどんどん取り入れているところがあります。教育への意識が高く、こういったものに投資する園があると思います。
小学校に入学する前から、ICTに触れたり興味をいただいたり、とてもいいきっかけになるおもちゃだと思います。周りの人にもぜひ紹介したいです!
子どもたちの目線や、保育現場からの目線で語ってもらうことで、「ころぴゅーた」についてまた新たな発見を得ることができました。何より、保育のプロから「ころぴゅーた」の魅力を語っていただけたことで、さらに自信を持って開発を進めることができます!
三原さん、ありがとうございました。
公立→私立保育園を経て現在独立。保育・シッター。親子ふれあい 「ぎゅぎゅっとダンス」を考案し、全国各地にイベント開催中。