ころぴゅーたプロジェクト【アプリ&システム制作会社さん】インタビュー
クラウドファンディングで先行販売予定のリプラグキッズのIoT知育玩具「ころぴゅーた」。スマホのアプリ開発やIoTのシステム開発の部分でサポートいただく株式会社トラッドのみなさまは、試作開発から量産を見据えたところまでのデジタル部分を支えてくれています。「ころぴゅーた」についてのコメントや普段のお仕事についてインタビューさせていただきました!
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―― まず、トラッドさんの業務内容、お仕事について教えてください。
恩地さん:トラッドは、スマートフォンのアプリケーションの開発をしている会社です。お客様からご依頼のある受託の開発がメインですが、一部自分たちが作ったアプリの配信もしています。また、今回の「ころぴゅーた」のようなIoT、それに関わるシステム開発も手がけています。
中谷さん:私が普段担当しているのは、ハードウェアとソフトウェアの連携…ハードウェアからソフトウェアをどう見えるか?そのつながりをどう組み込んでいくか?という調整、調停の部分を担っています。「ころぴゅーた」においては、試作機のリーダーとRFIDタグを読む設計の開発をしました。
―― 「ころぴゅーた」のアイデアを知った時、どのように思いましたか?
恩地さん:これはすごく面白いなと思いました。初めて文字を目にするようなお子さんが、文字を覚えていくにはすごく魅力的な玩具ですね。そして、その裏にアプリとセンサーなどのIoTの仕組みが入っているというシステムも画期的ですね!だた最初にご相談を受けた時、とても大掛かりなものではあるので、「これは値段が高くなるだろうな」と思いましたね。(笑)
張さん:ひらがなだけでなく、数字やアルファベットの展開も考えられるので、例えば勉強として使う場合でも“範囲”が広がると思いました。(母国が韓国なので)韓国語だとどうだろう?ひらがなより少ない数でできますが、母音と子音を組み合わせるから、転がすブロックの数は増えますね。(笑)
中谷さん:ハード面でいうと、IoTとなると、温度を測る、湿度を測るセンサーというものはたくさんあるのですが、ゲーム玩具や教育玩具としてそれを使うという点がとても面白いと思いました。以前から、ゲーム玩具や教育玩具といったものはIoTと合っているんではないか?と思ってはいたのですが、じゃあどういった形にすればいいのかなかなか思いつかなかったんですよね。
―― 「ころぴゅーた」はどんな人に受け入れられると思いますか?
恩地さん:初めて文字を覚えるような小さなお子さんですよね。また、もしかしたら、外国の方が日本語を覚える時にも使えると思いました。韓流好きなお母さんがこれを使って韓国語を覚えるとか。(笑)ちなみに、ここにいる張くんは、日本のドラマをたくさん見て日本語を覚えたそうですよ。
中谷さん:私も同じように、外国の方が日本語を覚える時に使えるのかな、と思いました。子どもたちだけでなく、言語学習的なものに使えるのかな、という気がします。
―― ころぴゅーたの試作を手がけて、また今後の開発を見据えて、苦労した点や工夫された点を教えてください。
張さん:デモ機では、センサーの読みやすさや配線などこだわってやりました。今後実際に構築するアプリは、基本はシンプルなものですが、ゲームを共有する機能などは仕組みやルール作りをどうするかがポイントですね。
中谷さん:決まった寸法の中に、標準のモジュールをどう組み込むか?については考えましたね。見た目をシンプルにきれいに作ることができたと思います。あとは、データをどう送るかの部分ですね。RFIDを普通のリーダーでは読めないように書き込むこと、文字コードをどう決めるかなどの部分は、かなり仕様を検討しました。そこが苦労した部分ではありましたね。
恩地さん:…ちょっと思ったのですが、最近、スマートフォンが全画面になってきているので、全画面対応にしてフレームが無い見せ方も新しいかもしれないですね。「ころぴゅーた」に入っている時の見え方も、きれいかなと思います。
―― 最後に。普段のお仕事の話に戻って、御社のクオリティについてお聞きしたいです。特に自信のあるところを教えてください。
恩地さん:私たちトラッドという会社は、ネイティブのアプリケーションを作るという点においてこだわりがあります。iOSとAndroidは別々の開発言語なので、それぞれにアプリを作っていくと効率は悪くなります。ですので、今はそれらを共通化するツールもあるのですが、それだとパフォーマンスが落ちてしまう。私たちは、iOSとAndroid、それぞれ100%の性能を出すことを開発目標にしていまして、動きも滑らかでユーザーが使って心地の良いアプリを目指しています。そして、比較的にリーズナブルにそして、素早く提供することにも心がけています。よくあるのがお客様の要望を伺い、提案レベルでデモアプリ的なもの作製するという対応もしています。
中谷さん:ハードウェアの要求仕様に対して、どういうことをやったらいいのか?を確実に具現化できる、という部分は自信を持ってやっています。「具現化しているけど、要求とは違うよ」ということが無いように、心がけています。そういうことがハードウェアとしての宿命だと思ってやっています。
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「ころぴゅーた」のアイデアを、どうやったら実現できるのか?の部分で、初期の開発段階から親身に相談にのってくださったトラッドさん。インタビューでは、クオリティや開発姿勢についてもお話を伺うことができ、トラッドさんと一緒に「ころぴゅーた」を完成させていくことがさらに楽しみになりました。遊んでくれる子どもたち、大人たちをワクワクさせられるようなアプリを作っていきたいと思います!恩地さん、張さん、中谷さん、ありがとうございました!
株式会社トラッド
弊社は、長年培ってきた幅広い経験と実績をもとに、技術変革著しいスマホ向けのアプリケーションの開発受託や自社配信を中心に事業を展開しております。また、センサー技術を応用したIoTシステムのご提案など、常に新しいことにもチャレンジしている会社です。
【木製ひらがなブロックとスマホが連動!新しいIoT知育玩具「ころぴゅーた」】
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