フィンガーペイントを「お家で気軽に」楽しむ方法<絵の具編>
手や指を使ってお絵かきをするフィンガーペイントは、五感を使って自由に表現することができるところが魅力です。
「心を解放する」体験ができ、ストレス発散にもなると言われています。
絵を上手に描くことよりも、楽しむことが目的と言えるでしょう。
子どもたちにフィンガーペイントの体験をしたことがあるか聞いてみると、
「幼稚園でやったことがある!」
という子がたくさんいました。
お皿に入った絵の具と大きな模造紙が用意され、手だけでなく体全体を使ってフィンガーペイントを楽しんでいるようです。
保育士さんに話を聞いてみると、
普段椅子に座ってお絵かきをすることにあまり興味がないお子さまや、
お絵かきは苦手だなと感じているお子さまも、フィンガーペイントの時間は思い切り楽しんでいる様子が見られるとのこと!
ただし、
「みんなとても喜ぶのでたくさん体験させてあげたいのですが、実は準備や片付けがとても大変で…」
という本音もあるようです。
汚れ防止のために教室やトイレまで養生で保護をしたり、全身泥んこ状態の子どもたちにシャワーをしたり。
「だから、夏限定の年に1回のイベントです」ということですが、
年に1回でもとても楽しく思い出深い体験になっているようですね。
そんな「大変な」(!)イメージもあるフィンガーペイント。
お家ではとてもやらせてあげられない…と思っていませんか?
もちろん、汚れ防止や片付けは多少なりとも必要ですが、
お家でも気軽にフィンガーペイントができたら、お子さまも喜びますね。
広い場所に大勢で集まるような「接触型」の遊びは、なかなかさせられない状況が続いています。
普段のお家時間や夏休みのちょっとした楽しみとして、お家でフィンガーペイント体験をしてみませんか?
お家でフィンガーペイントをする場合、どんな絵の具を使えばいいのでしょう?
以下の方法がありますよ。
1.手持ちの水彩絵の具に水や洗濯糊、小麦粉を混ぜて使う
2.フィンガーペイント用の画材を使う
手持ちの材料できる「1」の方法ならすぐに取り組めますね。
小麦粉はアレルギーのあるお子さまは注意が必要です。
「2」のフィンガーペイント用の画材にも色々な種類があります。
フィンガーペイント専用なので、手や体につけても安全な素材で作られています。
様々な形状のものが売っているので、年齢や目的に合わせて選んでみてください。
・液体タイプ
お家でもダイナミックにフィンガーペイントを楽しむなら、液体タイプの画材がおすすめです。お皿に出すのも手軽ですね。量がたくさんあるので、手形アートをするのにも良さそう。家族みんなで大きな紙に作品を作ってみては?
・粉状タイプ
粉状タイプは、必要な分だけ水に溶かして使うことができます。色を混ぜたり、濃さを調節したりできるので、表現の幅が広がりますね。筆を使って描くとまた違った表現ができます。自然素材で作られているところも嬉しいですね。
https://www.play-departmentstore.com/fs/castjapan/eck003
・固形タイプ
指で取れるくらい柔らかい絵の具なので、水などで薄める必要がなく、そのまま使うことができます。口紅に使われる材料で作っているから、口にしてしまっても安心・安全な素材です。パレットやお皿を用意しなくてOKなので、準備もお片づけも楽々。大人にとっては助かりますね。
子どもたちに人気のフィンガーペイントですが、大人がやってもその楽しさに夢中になりますよ。絵の具を手につけた時のちょっと冷やっとする感触、指で塗った時のペタペタした感触にはヒーリング効果があるそうです。
「お家で気軽に」できるフィンガーペイントなら、大人も一緒に楽しめますね。
ぜひご家族で体験してみてください。