フィンガーペインティングでセルフアートセラピーを!色をぬることの効能とは?

フィンガーペイントのお絵かきセットアトリエミオ

 

フィンガーペイントのお絵かきセット「アトリエ ミオ」は、

指で描ける柔らかい絵の具と、抽象的なシルエットが施されたお絵かき帳を使い、

お絵かきを楽しんでもらうことができます。

 

「アトリエ ミオ」でお絵かき体験した子どもや大人からは、

「指を使うことが脳に刺激になりそう」
「指で描くことは普段しないから、いたずら感覚でお絵かきができる」
「絵の具の感触も気持ちがよくて、色を塗るだけで癒されます」

…といった感想をいただきました。

フィンガーペイントは、アートセラピー(芸術療法)にも取り入れられている手法で、

様々な効果があると言われています。

 

アートセラピー(芸術療法)とは?
アートセラピーとは、音楽や絵画など、さまざまな表現活動を用いた心理療法の総称です。
人間にとって、「表現をする」という行為そのものが、

浄化作用(カタルシス効果)があるといわれています。

アートセラピーは、
「絵画療法」「造形療法」「音楽療法」「詩歌・俳句療法」「ダンス療法」「箱庭療法」…

などさまざまな方法があります。

中でも「色」が関係する絵画療法は、色の持つ心理的な意味が分析されており、

心理テストなどにも用いられています。

 

フィンガーペイントのお絵かきセットアトリエミオ

 

色が関わるアートセラピー
絵画療法では、色が大きく関わりを持ちます。

描く方法としては、課題画、自由画といった分け方で取り組むこともあれば、

フィンガーペイントやぬり絵といった技法も使われています。

 

抽象的に色が表現されている場合には、

色の持つイメージや象徴性、線の勢いや全体の構成を見て、解釈がされます。
また、制作した本人も、出来上がったものを見て何かを連想します。

 

「なぜこの色を塗ったのだろう?」
「この色にどんな思いがあったのだろう?」

 

と振り返る中で、
自分が何を表現したかったのかが見つかり、自分の内面を見つめなおすことができます。

 

アトリエミオ蔦屋家電ワークショップ

 

色を塗ることと脳への刺激
アートセラピーというと専門的な解釈が必要とされますが、

そのエッセンスを日常でも取り入れて実践してみることができます。

例えば、「ぬり絵」は日常でも取り入れやすい描画ですが、

脳全体を使い活性化させる作業でもあります。

大人にも大変人気のある、美しい原画をお手本にするぬり絵をすることで、

以下のような脳への刺激が得られます。

 

1. 色のぬり方を考える→前頭葉(創造、思考、意欲、情操などを司る)
2. 色をぬる→運動野(体の運動の指令を発信する)
3. 原画の状態を覚える→頭頂葉(視覚によって得た情報から位置や方向を判断する)
4. 原画を見る、比べる→後頭葉(視覚の中枢がある、眼で見たものを認識する)

 

色をぬること自体は運動野の分野ですが、
「考えること」「原画と比較すること」
など、「ぬる」だけの行為以外にもさまざまな刺激があることが分かります。

またぬり絵は、もともとあまり絵が得意でない人でも完成度の高い作品に仕上がるため、

達成感や満足感を得ることができます。
その喜びでドーパミンが脳に放出されることで、

「ぬり絵」という体験が気分転換となり、脳への良い刺激と考えられています。

 

抽象的に描く効果
ある色に心が惹きつけられるような時には、

その色が持つ意味や象徴性について調べてみることもセルフアートセラピーといえます。

具象的なものを描くだけでなく、

抽象的で形に意味がないものに色をぬることを試してみるのも面白いでしょう。
具象的なものは、使う色が決まってしまうので、

その時に自分自身が求めている色を使えない場合もあります。
抽象的な下絵をもとに、思いつく色をぬることも心の開放につながります。

 

フィンガーペイントのお絵かきセットアトリエミオ

 

フィンガーペインティングとは
手や指を使って色をぬるフィンガーペインティングは、

ストレス発散や癒し効果があると言われています。
普段は汚してはいけないとされる手を汚すことで、日常とは違う感覚を活性化します。

自由度が上がり、心が開放的になるのです。

日常では細かいことを気にして、神経質になってしまう場面も多々あるでしょう。
そんな時には、フィンガーペインティングを試してみてはいかがでしょうか?

 

フィンガーペイントのお絵かきセット「アトリエ ミオ」
フィンガーペイントの絵の具は、水彩絵の具をもとに手作りすることや、

専用の絵の具を買うことができます。

ダイナミックに体全体を使ってフィンガーペインティグを楽しみたい時は、

絵の具もたくさん準備し、部屋が汚れないように準備をしておくといいですね。

お部屋で気軽にフィンガーペインティングをしてみたいという場合には、

準備も片付けも楽なものがおすすめです。

 

フィンガーペイントのお絵かきセットアトリエミオ

 

「アトリエ ミオ」は、指で描ける柔らかい絵の具をそのまま使えるので、

水やパレットなどの準備が不要です。
指についた絵の具も、濡れた布巾やウェットティッシュでさっと落とすことができます。

 

抽象的なシルエットが施されたお絵かき帳を使えば、

そのシルエットを下絵にすることができます。具象的なモチーフを思い浮かべても良いですし、

抽象的なイメージのまま思いつく色を塗っていくのも面白い体験になると思います。

 

色をぬること、指で描くこと、「絵を描く」行為でもさまざまなアプローチがあります。

日常ではあまり体験していない方も多いフィンガーペインティングを、

お家時間にぜひ体験してみてください。

参考文献:「色彩心理のすべてがわかる本」著者:山脇惠子/ 発行所:株式会社ナツメ社