初めての「Atelier mio展」開催!|子どもたちのフィンガーペイント作品を集めた展覧会。自己肯定感を育むには?
2022年8月10日、フィンガーペイントのお絵かきセット
「Atelier mio(アトリエ ミオ)」の体験ワークショップを行いました。
そして、今回のワークショップで描いた作品を、
そのまま会場にあるギャラリースペースに展示し、
初めての「Atelier mio 展」を開催しています。
お近くの方はぜひお立ち寄りくださいね。
【Atelier mio 展】
東京都府中市府中町1-1-1
ホテル ケヤキゲート 東京府中2F
LIGHT UP LOBBY ギャラリースペース
2022年8月11日〜8月27日まで
体験ワークショップの様子
今回の体験ワークショップでは、主に3歳から小学生の子どもたち中心に
14名が参加して思い思いの作品を作り上げてくれました。
最初に「指でお絵かきしたことある?」と聞くと、
ほとんどのお子さんが「ない!」「はじめて!」と教えてくれます。
そして、「今日は指でお絵かきをしてもらうこと」
「白い画用紙ではなく、ちょっと不思議な紙に絵を描いてもらうこと」
を説明して、お絵かき帳から好きなものを1枚選んでもらいました。
「アトリエ ミオ」のお絵かき帳の特徴
この特別なお絵かき帳は、子どもたちが「お絵かき」に取り組みやすいしかけが施されています。
白い抽象的なシルエットと、ベースに優しいカラーが入っています。
「まっしろな紙だと、何を描いていいか分からない」と少し躊躇してしまうお子さんでも、
「これ何だろう?」というとっかかりを用意することで、
お絵かきのハードルがぐっと低くなります。
このシルエットは何に見えても正解。
考えることのきっかけにしてもらえたら大成功なのです。
もちろん、すぐに具体的なモチーフが浮かばなくても大丈夫。
なんとなく好きな形や、好きなベースの色を選んで絵の具をのばすうちに、
「あ、何かに見えてきた!」「好きな色をたくさん塗ろう」と、
子どもたちが自主的にお絵かきを始めていきます。
絵を飾ることで子どもたちの自己肯定感を育む
今回のワークショップでは、
そのままギャラリースペースで作品展をすることになったので、
「額装してきちんと飾る」ことにしました。
ちょうどいい額を色々と探したのですが、
「アトリエ ミオ」にはA3サイズの額縁がぴったり。
100円ショップにもたくさん額縁があります。(100円以上するものもあります)
白い余白も程よい感じです。
額装することで、作品もぐっと引き締まりました。
たくさんの作品を展示することで、作品一つ一つの魅力もより際立ちます。
子どもにとって「飾られる」ことは最大の賞賛です。
「上手だね」という言葉も肯定的な言葉ではありますが、
「上手に描かなければいけない」と思わせてしまう場合も。
飾ることでお子さんを丸ごと肯定しながら、
「何を描いたの?」
「優しい色だね」
「元気が出てくるね」
「おいしそうだね」
…など、言葉をたくさん投げかけることで、
親子のコミュニケーションが生まれます。
「また描きたい」という創作意欲が湧いたり、
お子さんの自信にもつながります。
お絵かきが好きなお子さんなら、
お家でもきっと次々に作品ができあがることでしょう。
幼稚園や保育園、小学校で制作した作品を持ち帰ることもありますね。
「お子さんの作品をどんなふうに飾っていますか?」と聞くと、
「本当は額装するといいと思うけれど、なかなか準備できなくて…」
というお声もよく耳にします。
私たちも、「アトリエ ミオ」をどんなふうに飾ってもらうといいか、
どんな飾り方なら簡単にできるか、が課題です。
お子さんと一緒に飾り方や飾る場所を考えてみてもいいですね。
また、額縁を少し用意しておくと、
すぐに作品を飾ることができて便利ですよ!
「アトリエ ミオ」の作品をお家で飾っている方がいたら、
ぜひInstagramなどで(#アトリエミオ)で紹介してくださいね。