満月カレンダー「ミチル」の紙は?|柔らかな質感のあるファインペーパー「アラベール」の魅力
満月カレンダー「ミチル」をお使いいただいているお客様から、
「紙の質感が好き」
というご意見をよくいただきます。
月をイメージした丸いシルエットにエンボス加工が施され、
見た目も手触りも独特なニュアンスを持つ「ミチル」。
ぽこっとした質感を出すためにも、しっかりとした
厚手の紙を使用しています。
「ミチル」で使用している紙、紙の持つ特性や印刷加工について、
ご紹介します。
「ミチル」の紙と印刷の話:その1
ファインペーパー「アラベール」を採用しています
満月カレンダー「ミチル」と、
月の満ち欠けがゴールドになった「ミチルKira」、
どちらのカレンダーも、ファインペーパー「アラベール」を
使用しています。
アラベールは、印刷加工分野では高品質なファインペーパー
として知られている紙です。
デザイナーから見ると、その柔らかで優しい質感と、
ナチュラルな印象に心掴まれます。
画用紙のような風合いがありながら、
印刷を施しても発色が美しいところが魅力です。
アラベールには色のバリエーションがあるのですが、
「ミチル」シリーズで使用しているのはウルトラホワイト。
白色度が高く清潔感がありながら、
温かみを兼ね備えています。
お部屋に飾るとパッと明るくしてくれる白さがあり、
オフィスやワークスペースでもぼんやりせずキリッとした佇まいなので、
どんな場所でもどんなシーンでも馴染んでくれます。
「ミチル」の紙と印刷の話:その2
しっかりとした厚手の紙を使用
「ミチル」と言えば、丸いシルエットに施したエンボス加工が特徴。
月の満ち欠けカレンダーはたくさんの種類がありますが、
丸く浮かびあがったように見える月のシルエットが、
「ミチル」独特のデザインの美しさに一役も二役も買っています。
エンボス加工の効果がしっかりと出るよう、
紙も厚手のものを使用しています。
パッケージもくるくると巻いたタイプではなく、
平たい状態になっています。
この厚さがあるので、カレンダーそのものに上質感が生まれます。
年末に友人知人やお世話になった方に会う機会や、
何か今年中にお礼を贈っておきたいという機会がありませんか?
「ミチル」シリーズのカレンダーは、年末のプレゼントに喜ばれています。
厚手の紙で、手に取った時にもしっかりとしている点も、
プレゼントにも選ばれる理由の一つかもしれません。
「ミチル」の紙と印刷の話:その3
エンボス加工にカラー印刷や箔押し印刷を施しています
ミチルの特徴であるエンボス加工は、
他の印刷加工と組み合わせることでさらに美しいデザイン表現になっています。
しかし、エンボス加工の上に、色を印刷したり、
ゴールドの箔押し印刷をしたりすることは難しい技術なのです。
それぞれ工程が異なるため、位置を合わせるのはとても繊細な作業。
よーく見ると若干のズレが生じてしまうものもあるのですが、
パッと見た時に一体に見えるように細心の注意を払って
印刷加工をしています。
毎年、試し刷りや、実際の仕上がりのチェックを細かく行い、
「ミチル」の特徴であるエンボス加工が、
ごく自然にカレンダーの中に溶け込むようにしています。
もちろん、飾って眺めている時に
印刷加工について気にする方は少ないでしょう。
日常の中で心地よく使っていただくためにも、
見る方が気がつかないような点にもこだわって制作していきたいと思います。
…最後に、「ミチル」シリーズで使用しているパッケージの袋ですが、
半透明で厚手の質感になっています。
「ミチル」の持つ柔らかで洗練された印象をパッケージにも感じられるので、
高級感がプラスされています。
上記の写真は、お店での販売時にリボンをかけて展示いただいています。
(実際の商品自体にはリボンはついていません)
のし紙を巻いたような、中央にぐるっと巻いた帯でカレンダーを大切に
包んでいます。
ともすると事務的な印象を与えてしまうカレンダーですが、
大切な人へのプレゼントにも相応しいパッケージです。
自分用に、プレゼント用に、お選びいただけたら嬉しいです。